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猪狩進とは?
猪狩進(いかりすすむ)は野球ゲーム「パワフルプロ野球」シリーズに登場するレギュラーキャラの一人。CVは市川太一。ドラマ版では黒瀬南が演じた。
主人公のライバルである「猪狩守(いかりまもる)」の一学年下の弟でポジションはキャッチャー。兄とのバッテリーはアマチュア野球界ではかなり有名で「天才猪狩兄弟」などの異名で呼ばれていた。その実力は確かで、高校時代は二年生でありながら強豪校である「あかつき大附属高校」野球部のレギュラーの座を獲得している。
自身も一流の選手ではあるものの天才と称される兄の影に常に隠れてしまい、何をするにも「猪狩守の弟」としか扱われなかった経歴を持つ。そのため、兄を敬愛するいっぽうで強いコンプレックスも抱いている。
愛情と葛藤の板挟みってエモいですね!
しかし、プロ入り後にバッテリーを組むことになる「神童裕二郎(しんどうゆうじろう)」の精神的な支えもあってコンプレックスは解消され、以降は日本球界を代表するキャッチャーへと成長する。
プロ入りから数年後には神童を追う形でレギュラーリーグへと進出。日本から世界へと活躍の舞台を移した神童&進のバッテリーはやがて世界から「日本人最強バッテリー」と呼ばれるようになる。
少年が悩み苦しみながらも自身の努力と周囲の助力で精神的に大きく成長する……王道ストーリーって感じでいいですね!

進の成長ストーリーのよさに関しては「考察・語り」でも熱く語っているので興味がある方はこちらもどうぞ。
もっと! 進くん

野球ではキャッチャーというハードな役割をこなしながらも、私生活での進は可愛いの権化と言っても差し支えがないほどに可愛い。進が可愛いのは公式設定なので遠慮なく褒めますがほんと可愛い。
ということでそんな可愛い進くんの私生活も紹介します。
進の趣味といえばやはり料理。本人も料理の腕には自信があるらしく、「10」や「2010」では主人公を家に招いて手料理をふるまってくれるほか「パワフルサッカー」ではお弁当まで作ってくれる。それが主人公の胃袋を鷲掴みにするのか、主人公が進に告白するイベントは手料理を食べた直後に発生することが多い。
好物は和食とスイーツ。「10」ではいしるや鮒寿司などやたら臭い発酵食品を好んで食べていたが「2013」ではテコ入れなのかなんなのかケーキが好物になっている。ケーキだけでなくプリンやパフェなどスイーツはおおむね好物らしく、食後のみならずごはん中にもおかず感覚でスイーツを食べるようだ。
また、本人いわく「可愛いものには目がない」らしい。とりわけ猫が好きで「2013」では主人公を猫カフェに誘ってくれる。無邪気に猫と戯れる進の姿を見た主人公は「たくさんの猫と、進くんの笑顔を見て癒された」とモノローグで語っている。犬も好きらしく「2022」では車にひかれそうになっていた犬を助けるイベントがある。
「9」と「パワプロアプリ」では兄と共にウェイトレスのコスプレをする。女装をさせられて明らかに不機嫌な守とは正反対に、ニコニコと笑顔でウェイトレスをする進という対比もおもしろい。
「栄冠クロス」における学力は兄を上回るA67。加えて「パワプロクンポケット」では医者になっていることから勉強はかなり得意なほうだと思われる。こんなに可愛いうえに賢いのがまたいいですね。
進くん会話集
設定だけ語られてもいまいち可愛さが伝わらないかもしれない……ということで、個人的に好きな進のセリフも紹介します。
進「いやあ、かなり筋のいいフォームで素振りをしていたので、お友達になったんですよ」
友沢「オレ、あの人(守)嫌い」
進「こらこら、兄さんにも良い所はいっぱいあるんだぞ」
「2011」での友沢とのやりとり。このタイトルでは進は高校生で友沢は中学生となっている。友沢を明らかに子供あつかいしている進と、それを嫌がらない友沢のやりとりがほほえましい。このあと進とキャッチボールをしようとしていた守は置いて行かれてしまい、主人公とキャッチボールすることになった。
ミッキー「(主人公にかけっこを断られてしまった)そんな…くすん」
進「ミッキー、泣かないで。じゃあ、僕がミッキーのかけっこの相手しますよ」
ミッキー「本当? 進が相手してくれるノ?」
進「はい。一回だけですよ」
ミッキー「わーい! 進とかけっこ! 進とかけっこ!」
進「泣いたり笑ったり、忙しい子だな」
「パワプロ8」でのミッキーとの友情タッグ成立イベントより。無邪気なミッキーを面倒見のいい進が構ってあげるという可愛さしかない会話となっている。

主人公「進くん! オレの弟になって、毎日この卵焼きを作ってくれないか?」
進「えっ…あ…その…気持ちは嬉しいのですが、僕にはもう兄がいるので…ごめんなさい…」
主人公「(ガーンという効果音)なんだろう…自分でも驚くくらいショックを受けている…」
「パワサカ」の「家庭の味」イベントより。「弟になってくれ」と言いつつ言葉選びが明らかにプロポーズな主人公と、「僕にはもう兄がいるので」というヘンテコな返事をする進の珍妙なやりとりがおもしろい。
進「ファーストもっと早くダッシュしてください! 友沢、いいスイングだよ。もっと手首を返すと飛距離が出るよ。兄さん、ナイスボール!」
「パワプロ10」の進の友情タッグイベントでのセリフ。ほかの選手たちに指示を出したり、投手を激励したりするキャッチャーらしい一面が垣間見れる。進の貴重なタメ口が聞けるセリフでもある。ドリトン(ファースト)も名前で呼んであげて進。
二宮「それにしても同じ兄弟でどうしてここまで違うかねえ? 進はこんなに謙虚で素直だってのに、お前の兄貴ときたら…」
進「でも、ボクは兄と二宮先輩の関係が少しうらやましく感じます。自分の意見を思ったまま言い合える関係ってなかなか築けないと思いますから…」
「2016」での「パワフェスモード」より、あかつき大附属高校の先輩キャッチャーである二宮瑞穂(にのみやみずほ)との会話。守の愚痴を零す二宮に対する進の返答が意味深である(進の一人称が「ボク」になっているのは原文そのままです)
進「ん、道路に犬が…あのままだと危ないな。ほら、お前。こっちにおいで。(進が持っていたお守りを犬がくわえる)こ、コラ! そのお守りは食べ物じゃないよ!(車が走り去る音)お前、僕がお守りを落としてなかったら、はねられてたかもしれないぞ。(犬がお守りを進に返す)よしよし、お守りを返してくれてありがとう」
「2022」での「進の災難」イベントより。礼儀正しい進が「お前」という二人称を使うレアな場面。「コラ!」という叱り方も可愛い。というか犬に話しかける進が可愛い。
進くんの服装いろいろ
進くんは作中でいろいろな姿を見せてくれます。ここではその一部を紹介します。
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選手としての進(2025年版)
パワプロユーザーであればご存知の通りの超優秀キャッチャー。自身の能力が高いだけではなく投手に対するサポート能力にも優れており、作中で呼ばれている「黄金バッテリー」「最強バッテリー」といった異名に恥じない性能となっている。
打撃
打撃面では高いミートに加えて「アベレージヒッター」「選球眼」「ミート多用」を有するため、COM操作時も安定した出塁が期待できる。パワーこそ低いが弾道は3と高く、「広角打法」を有するのでホームランも狙える範囲。足も平均以上に速く、何かが飛び抜けているわけでないが総合的な攻撃力は高い。
守備
真骨頂である守備面はインフレの激しいサクセス選手の中でもトップクラスに優れており、捕手にとって重要な捕球のステータスは圧倒のS90。肩や守備も高水準を誇っているほか、「キャッチャーA」による投手へのサポートが非常に強く、捕手としては最強クラスに分類される。

総評
とにもかくにも「キャッチャーA」が強すぎるの一言。これのおかげで進は一部のプレイヤーから「凶悪」「壊れ」「守と進どっちか取るなら進」「守に対してコンプレックスある設定なのにおかしい」などと評されている。
サクセス選手のインフレによって「キャッチャーA」は進の専売特許ではなくなったものの、肩力・守備力・捕球が総じて高いために守備面の安定感が抜群に高く、穴のないステータスのおかげで代打や代走を必要としないのは独自の強みと言える。
性能に表れる「進らしさ」

前述したように進が登場時から保有している「キャッチャーA」(タイトルによっては「キャッチャー◎」という表記)はゲームバランスを崩すほどの性能を有しており、投手全員の能力を底上げすることから「ペナントモード」などでとりわけ猛威を奮います。
この「キャッチャーA」は投手に対して強力無比なサポート効果をもたらす(こちらの記事でも検証しています)特殊能力であり、保有者自身には恩恵がありません。そういった献身的な効果がまず進らしいですね。
更に進らしいのが『「キャッチャーA」が強力すぎるのでそれを保有している進も強力』という認識はあくまで「キャッチャーA」の効果を知っているプレイヤーの場合という点。
「キャッチャーA」の効果はゲーム中では「ピッチャーの能力をうまく引き出せる」としか表記されず、具体的な効果も「味方投手のコントロール+10、スタミナ消費量-10、味方投手が不調または絶不調の場合、球速+2km/h」という解説であるため効果がわかりにくい。
そのため基礎ステータスにA以上の項目が少ない進はぱっと見ではあまり強い選手には見えず、特にサクセスしかプレイしないタイプのユーザーにはその能力を軽視されがちな傾向があります。
皮肉なことに、そういった「実力があるのに目立たないため過小評価されがち」という点も進らしいように感じました。








