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友進 ※R-15
※酔った勢いでいたしてしまった友進 携帯電話のアラーム音で目を覚ました友沢は、ほとんど無意識に枕元へと手を伸ばしたあとそれがいつもの位置にないことに気がついた。 どこに置いたのだったか。それを確認するために身を起こして周囲を見回したのちに、やっとここが自分の部屋ではないという事実に思い至った。 確か、昨晩は進のマンションに招かれて食事をしたのだ。そのあと、友沢が酒を飲める年齢になったから少しだけ飲んでみようという話になって、それから、それから――どうしたのだったか。 寝起きだから頭が働かないのだろう。そう考えつつベッドから出ようとしたとき、友沢は自分が衣服を身にまとっていないことに気がついて瞠目した。 自分の家であれば下着だけの姿で寝てしまうこともしばしばあるが、他人の家でそんな格好になったことはさすがにない。全裸なんてなおのことだ。 戸惑いつつ視線を動かすと、すぐ隣に寝息を立てている進の姿があった。 「っ……!?」 友沢は驚きのあまり声が出そうになったのを堪える。 進も友沢と同じように衣服を着ていなかった。しかも二人でひとつのベ
2025年9月15日読了時間: 7分


友進 ※R-18
※前に書いた友進の続きっぽいやつ(手淫のみ) 「進さん、好きです……大好きです」 「うん……僕も、友沢が好きだよ……」 進さんは俺の首に手を回して抱きつき、そう囁いてから恥ずかしそうにはにかんだ。その表情があまりにも可愛くて、俺は思わず進さんを押し倒すようにしてベッドへと横たわらせる。 「すみません、乱暴でしたか?」 性急すぎたかと思い、一度進さんから身体を離して様子をうかがう。 小柄な進さんと接していると、自分の身体の大きさをまざまざと感じさせられる。進さんの手を握れば小さく、腰を抱けばとても細くて――逆に言えば、俺のそれは進さんからすれば大きいということだ。 それが他者に与える威圧感であるとか、そこから出る力が他者に与える痛みであるとか……それらは自分が思っている以上に相手の負担になっているのかもしれない。 「ううん。いいよ、このままで」 俺の心配をよそに進さんは小さく笑って俺の背に手を回してくる。それに応じるように進さんの肩に顔を埋め、細い腰にそろそろと両腕を回した。 「……その……本当にいいんですか……?」 「うん」 俺の問い
2025年8月26日読了時間: 6分


おうちデートをする友進
最後の一欠片となった白米を口に運び、「ごちそうさまでした」と告げて箸を置く。 ふと視線を感じて顔を上げると、向かいの席に座っていた進さんがニコニコと微笑んでいた。少食の進さんは俺より先に食事を終えており、食後のお茶を口に運びながら俺が食べ終えるのを待っていたらしい。 「友沢はいつも美味しそうに食べてくれるね。見ていて気持ちがいいな」 「進さんの手料理は本当に美味しいですから。……あ、俺も手伝いますよ」 席を立って食器を片付け始めた進さんと一緒に、食器を流し台に運んで後片付けをする。こうしているとまるで同棲しているような気分になり、自然と目元が和らぐのを感じた。 進さんが一人暮らしをしているマンションにお邪魔して、進さんの手料理をたらふく食べさせてもらって――それだけでも身に余る幸福ではあるのだが、ここまでくるとそれ以上も期待してしまう。 時計を確認すると自分が思っていた以上に時間が過ぎていて、そろそろ移動を始めなければ終電に間に合わなくなる頃合いだった。 名残惜しくて進さんの顔を見ると、進さんは俺を見上げてきょとりと瞬きをする。それから
2025年8月13日読了時間: 7分


友進
進さんと交際を始めて数ヶ月――そろそろ一歩進んでもいいのではとは思うのだが、誰かと交際をすること自体が初めてなのもあってなかなかその話を切り出せないでいた。 独身寮や俺の家でそんなことはできないし、ホテルを利用して万が一マスコミに嗅ぎつけられたらと考えると、進さんが一人暮らしをしているマンションが誘う場所としては適切だろう。 しかし、進さんの気持ちはどうなのだろうか。 俺とそういうことをしたいと、進さんは思っているのだろうか? 俺が進さんを想って自分を慰める日があるように、進さんも俺を想って自分を慰めることがあるのだろうか。 「友沢? どうしたの、ぼーっとして」 そんなことを考えながら歩いていると、隣にいた進さんが俺の顔を訝しげに見上げてきた。 進さんは俺よりいくらか背が低いため、横に並ぶと自然と上目遣いで見つめられる。普段からいつもそうなのに、そんな何気ない仕種が可愛らしくてついドキリとしてしまった。 「あっ、いえ……すみません。少し考えごとをしていました」 「大丈夫? 疲れてるのかな?」 俺の返答に進さんは小さく笑い、そっと俺の頬
2025年5月28日読了時間: 4分


友→進
中学にあがりたての頃、たまたま遠征に来ていたあかつき大附属高校の生徒と公園で野球の練習をしたことがあった。一人で素振りをしていたときに「いいフォームだね」と声をかけられ、そのまましばらく練習に付き合ってもらったのだ。 やはり高校生の野球は中学生とはレベルが違う。ほんの数十分の練習でそれをまざまざと感じさせられたのを覚えている。しかも、相手は甲子園の常連であるあかつき大附属高校の野球部なのだから、筋がいいのは当たり前だった。 俺が投手であることを話すと、その高校生――猪狩進と名乗っていた――は、自分は捕手だから投球練習に付き合うと提案してくれた。 ミットを構える進さんに向かって、俺は遠慮なく全力でボールを投げ込んだ。投球を受けたミットの音が俺の耳に鋭く響き、それは胸のすくような快音だった。 肩が暖まってきた俺は変化球も交えた投球練習を始めた。進さんは俺の投げる球を面白いようにキャッチしてくれる。俺は生意気にも進さんがどこまでならキャッチしてくれるのか試したくなって、自分のできる範囲の際どい投球を繰り返した。 もっとこの人に教わりたい、この
2025年5月26日読了時間: 5分
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