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守進 ※女体化R-18
パワアド設定&後天的女体化ネタです。 入学して一年が経ち、アカデミーでの生活にも慣れてきた頃、ススムの身にとある災難が降りかかった。いや、むしろ僥倖だったのかもしれないが――いずれにせよ、珍事と言って差し支えない出来事には間違いなかった。 「ねえねえススムくん! ボク新しい魔法の研究をしてるんだけど、よかったら実際に受けてみて助言をくれないかな? いろんな人の意見を聞きたいんだ」 一学年上の生徒であるアオイに声をかけられ、ススムは手にしていた書籍から視線を上げる。 皇子でもあり後輩でもあるススムにこうして気さくに頼ってくれるアオイは、ススムにとって接しやすい相手の一人だった。 そんなアオイの頼みなのだ、断る理由もないだろう。もちろん、アオイであれば他人を危険な魔法の実験台になどしないだろうという信頼関係があるからこそだが。 「はい。いいですよ、アオイさん。僕もアオイさんの魔法に興味があります。もちろん魔法の種類にもよりますが……」 「そう来なくっちゃ!」 ススムの快諾にアオイは満面の笑みを浮かべた。 「それで、どんな魔法なんですか?」.
7月26日読了時間: 20分


境界線 ※R-18
※「秘め事」のマモル視点です。 焚き火の燃え殻がパチリと小さな音を立てて爆ぜる。マモルは火掻き棒を操りながら、その音だけが支配する静寂の中に身を置いた。 星空の下で野宿するのはもう何度目だろうか。最初は獣の気配に怯えていたススムも、今では疲れ果てた顔でぐっすりと眠っている。 汗で額に貼り付いた前髪。幼さの残る輪郭。規則正しい寝息が夜気を揺らす。焚き火の赤い光と月明かりが交互に映るその顔を、マモルはじっと眺めていた。 「ススム」 名を呼ぶだけで胸の奥が締め付けられる。 皇子としての仮面を脱ぎ捨てた瞬間の、この焼けるような感情。幼い頃からずっと守り続けてきた弟に対して、いつからこんな醜い欲望を抱くようになったのだろう。 ――違う。 マモルは胸中で苦々しく呟く。 本当は昔からその兆候があったのだ。自分が認めていなかっただけで。兄という立場がその情動を押さえつけ、欲望に蓋をし続けてきたのだ。だが、いまは―― 周囲に誰もいない。従者も護衛もいない。完全に二人きりだった。 その事実がマモルの自制心をじわじわと侵食していく。抑え込んでいた何
6月25日読了時間: 11分


秘め事 ※R-18
※パワアド設定ですが、キャラの性格や口調はパワプロ寄りです。 野宿にもずいぶん慣れてきたように思う。狩りをして肉を手に入れて、食べられる野草を選別して、夜は交代で火の番をする。王宮での生活とはまるきり異なるその営みも、兄と二人であれば苦にはならなかった。 そんな旅路を幾日も続けたある日の夜中、ススムはふと眠りから目が覚めた。薄目を開けると焚き火は既に小さくなっており、赤い残り火だけが夜の闇の中で揺らめいている。 「兄さん……?」 火の番をしているはずの兄の姿がないことに気づき、ススムはゆっくりと身を起こした。夜風が肌を撫で、湿った空気が肌を包み込む。 焚き火の明かりの届かない木々の合間から気配を感じ、薄闇の中で目を凝らすと人影が見えた。月明かりに照らされた長身の姿は、まごうことなく兄のものだ。 隠れるようにして何をしているのか――そう疑問に感じたのちに、思い浮かんだのは「用を足しているのかもしれない」という可能性だった。そうなのであれば、声はかけないほうがいいだろう。 そう思ったススムが再び瞼を閉じようとした時、遠くに見える兄の姿が微
6月1日読了時間: 6分


守進 ※R-18
※『その手の温度さえ』の守が見た悪夢という設定です。夢オチですが強姦ものです。 「にい、さん……」 喉の奥から絞り出したような進の声が、僕の頭の芯を溶かしていく。 夢には見ている最中でも明らかに夢であることがわかるものと、そうでないものがあるわけだが、いま見ているこれは明らかに前者だった。 こんな――僕が進の手首を押さえつけて性器をねじ込んでいる光景なんて、現実であるわけがないのだから。 「にいさん、いたい、よ」 進はそう訴える。けれど、僕はその声を無視してさらに腰を進めた。 「あ、あ、あっ」 進が切れ切れの声をあげる。その声には苦痛の色しかない。 それでも僕は自分の欲望を進の中に埋めていく。 これは夢だから、僕の思うとおりになるはずだから。進は僕に何をされても受け入れるはずなんだ。 「兄さん……」 「進……っ」 僕は進の細い腰を抱き寄せて自分の腰を押し付けた。ぐちゅ、と湿った音がして、進の体が痙攣する。 「あ、あ……っ!」 僕のものを根元まで咥え込んだそこはきつく締まって、僕を拒んでいるようだった。 進は苦悶の表情を浮かべて
2月8日読了時間: 7分


その手の温度さえ③【完】
その日は久しぶりに進の夢を見た。 夢の中でいつもそうしていたように、進の体を抱き寄せようと腕を伸ばす。しかし、その指先は虚空を切るばかりで進の姿を掴むことはできなかった。 目の前で進の姿が徐々に薄くなっていくのを見ながら僕は必死に呼びかけたが、進の唇が僕の名を呼ぶことはなく、儚く微笑んだまま僕の元から離れていった。 「進……」 目を醒ますと冷たい汗で全身が濡れていた。 荒い呼吸を繰り返しながら上半身を起こす。心臓が早鐘のように鳴っていて、耳鳴りが酷かった。額に滲んだ脂汗が頬を伝って流れ落ちる。 視線を向けると、ベッドの上に置いてあるデジタル時計が午前三時を示していた。 もう一度眠る気には到底なれず、ベッドを抜け出した僕は選手寮の一角にある自販機コーナーへと向かう。 自動販売機のボタンを押すとガコンと音を立てて缶ジュースが落ちてくる。それを拾い上げてベンチに腰掛けたあと、プルタブを開けて一口含んだ。 「進……」 無意識のうちに唇から言葉が零れる。 進のためならどんなことだってできると思っていた。進のためなら例え自分を犠牲にしても
2月7日読了時間: 23分
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