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神進 ※R-18
進くんの部屋に招かれるのはこれで何度目になるだろう。 最初はほかのチームメイトも含めて数人でお邪魔したのだが、最近は自分と進くんと二人きりで食事をすることが多くなった。 進くんの料理はおいしいだけでなく相手の好みに合わせており、なおかつ栄養価やカロリーを調整するなどの細やかな気遣いも見受けられた。 いつかチームメイトの誰かが進くんに対して「嫁に欲しい」などと言っていたが、あれはあながち冗談ではないのかもしれない。 「ありがとう、おいしかったよ」 食事を終え、箸を置くと進くんは「お粗末さまでした」と笑顔で応えてくれた。 「あ、食器は僕が片付けておきますからそのままでいいですよ」 空になった食器を手にして立ち上がると、進くんは少し慌てた様子でそれを止めに入る。 「これくらいやらせてくれないか? なんでも君に任せきりってのは申し訳なくてね」 「別に気にしなくていいのに……でも、神童さんがそういうならお願いします」 遠慮がちにそう返す進くんに軽く微笑みかけ、テーブルの上にある食器をシンクへと運ぶ。 食器の片付けを終えると進くんがコーヒーを淹
2025年5月25日読了時間: 5分


守進 ※R-15
※ 進の本命は神童だと勘違いしている守の話 腕の中で寝息を立てる弟を眺めながら、守はひとつ息をついた。 可愛い弟。大切で、愛おしくて、守ってやりたくて――そんな純粋な気持ちが、いつから性愛を伴うものへと変化したのかはわからない。 気付いた時にはもう手遅れだった。いつからか、守は進に対して兄弟以上の感情を抱くようになっていた。それは決して許されぬ想いだということはわかっていたのだが、それでも止められなかったのだ。 一線を超えるきっかけとなったのは神童の結婚だった。 進はきっと、神童を愛していたのだろう。だからこそ守は進のアメリカ行きの背を押したのだし、それが進にとっての幸福なのだと思っていた。 だが、神童は違ったようだ。 神童の結婚式のあと、泣き腫らした目をしていた進を守は抱いた。ボクには進が必要なんだと、そう伝えながら何度も口付けた。 進は誰かに必要とされることによって自分の存在価値を見出す傾向があった。だから、だから、進を慰めた……というのは体のいい言い訳に過ぎないのだろう。 守は、ずっと進を愛していたのだから。心の中に押し込
2025年5月25日読了時間: 5分
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