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ススムくん危機一髪 ※R-18

  • 4月19日
  • 読了時間: 24分

更新日:4月26日

 パワアド設定です。タイトルはコミカルですが内容は痛めのモンスター姦です。アルラウネによる触手姦とゴブリンによる輪姦が含まれます。また、性描写として以下の内容を含みます。


 ・汚喘ぎ(ひぎぃ系)

 ・陰部の拡張および出血

 ・卵の産み付け→体内で孵化

 ・尿道攻めに伴う失禁

 ・NTRっぽい雰囲気

 ・腹パンからの逆噴射






 英雄の塔――数多の冒険者たちが自らの腕を試すために挑み、あるいは競い合う、冒険者の登竜門とも呼べるダンジョンである。

 アカツキ帝国の皇子であるススムまた、兄のマモルと共に研鑽を積むためにこの塔に挑んでいた。だが、激しい戦闘のさなかにマモルとはぐれてしまったのである。

 ススムの役割は僧侶として兄のマモルを援護すること。ススム自身にモンスターを討伐する力はなく、単独での行動はより危険を伴う。

 もし今モンスターと遭遇してしまったら――ススムはそんな不安を抱えながらマモルと合流すべく塔の中を進んでいた。

「困ったな。せめて他の冒険者と合流できればいいんだけど……ん?」

 薄暗い石畳の通路が続く中、ススムは何かの気配を察して足を止めた。地面に手をつき、耳を澄ます。すると、微かな振動音と共にゴツゴツと硬質の物体が擦れるような音が響いてきた。

 ススムは息を飲んだ。この階層で出会った魔物といえば、小型のスライムやゴブリンばかりだ。こんなに重量感のある足音を持つ魔物がいるとは思わなかった。

 ススムは身を屈め、音を立てないようにしながら慎重に通路を進む。そして、角を曲がった先で視界が開けた瞬間に息を呑んだ。

 通路の中央に、それはいた。全長三メートルはあろうかという巨体から無数の触手が生えているモンスター――アルラウネだ。触手からは芽のような突起物が無数に生え、赤黒い先端は粘液に覆われている。

 本能的に危機を察したススムは踵を返そうとした。しかし、それは遅すぎた。背後から伸びた二本の触手が彼の腰と脚を絡め取ったのだ。

「あっ……! 離せ!」

 必死に両手で触手を引き剥がそうとするが、ぬるりとした表面に指が滑ってしまう。その間にも別の触手がローブの隙間から服の中へと潜り込み、ススムの肌を這いずり回る。

「これは……麻痺毒? いや、違う……」

 冷たい粘液が肌に触れると同時にススムは奇妙な痺れを感じた。体の自由が奪われる一方で、感覚神経だけが鋭敏になっていくのだ。

「ひっ……!」

 触手は器用に衣服の中へと潜り込み、複数の吸盤が胸へと張り付いた。そのまま乳頭や胸板を吸引され、敏感な部分の皮膚がぬるついた感触に包まれる。

「あっ、やめ……こんなこと……んんっ!」

 思わず喘ぎ声が漏れてしまい、ススムは自分の口を塞ごうとした。だが、触手によってその手も絡め取られて引っ張り上げられる。

 ススムは文献で読んだことがあった。アルラウネがヒューマンの女性の形をした疑似餌をもちいるのは、ヒューマンの男性を誘き寄せるためなのだと。

 そして、ヒューマンの男性を誘き寄せるのは、その精液がアルラウネにとってこの上ないご馳走だからだそうなのだ。

「ふっ、あっ……んんっ!」

 未知の快楽に翻弄され、ススムの身体は意思に反して反応を示していた。既に股間は膨らみ始めており、それを察知したかのように一本の触手が下半身へと伸びていく。

「――っ! やめっ……」

 抵抗する間もなくズボンの中に侵入してきた触手は、ススムの陰茎を探り当てると絡み付いて扱き始めた。裏筋やカリ首などを的確に責め立てられ、背筋に電流が走るような快感に襲われる。

「あっ、あっ、やめっ……ふうぅっ!」

 甘い悲鳴がススムの口から飛び出す。僧侶として清貧な生活を送ってきたススムにとってこのような快楽は未知の領域であり、どう対処していいかもわからずただ悶えるしかなかった。

 ススムの昂ぶり具合を見て取ったのか、触手の動きに変化が現れる。性器を扱いていた触手の先端が大きく広がり、筒のような形になったかと思うと一気にススムの性器を根元まで飲み込んでしまったのだ。

「ひああぁぁぁっ!?」

 あまりの衝撃に、ススムは意識が飛びかけるほどの強烈な快感に見舞われた。柔らかな内側の襞が亀頭全体を包み込むように擦り上げ、細かい突起物による甘美な刺激を与えてくる。

「やめっ、こんなっ……あぁっ!」

 ススムの思考能力が鈍くなってきたところへ、追い討ちをかけるように触手が蠢く。今度は口元に近づいてきたかと思うと、唇を割って口腔へと侵入してきたのだ。

「お゛っ……!」

 声にならない呻きと共に涙と唾液が流れ落ちた。口腔内を蹂躙され、異物を喉奥深くへと押し込まれる不快感にススムは嘔吐きながら嗚咽する。

「んぐっ、んんっ……!」

 そのあいだに一本の触手がススムの肛門へと伸び、窄まりを先端でつつくような動作を繰り返した。未知の場所に触れられる嫌悪感にススムは身動ぎをするものの、触手は遠慮なくそこを圧迫してくる。

「ふぐうぅっ!?」

 やがて触手は窄まりを押し広げて直腸へと進入してきた。ススムは絶叫を上げようとしたものの、その声は触手によって塞がれ、くぐもった音となって消えていく。

「ぐっ、うぅっ! んむっ、ふぐううぅっ!」

 触手はうねりながらススムの奥深くへと入り込み、腹の中を掻き回すように抽挿を開始する。粘膜同士が擦れ合う感触とともに性感帯が探り当てられ、ススムは涙を流しながら嗚咽を漏らすしかなかった。

「ふうっ、むうぅっ! ふあっ、ううっ!」

 腹側にある小さなしこりを触手の先端で突かれ、電流のような快感が背筋を走り抜ける。そのあまりの心地よさにススムの身体が跳ね上がり、拘束されたままの四肢がビクビクと痙攣した。

「ふぐううぅっ! うっ、ううっ! んむううぅっ!」

 陰茎全体に密着した触手が射精を促すように竿を揉みしだき、亀頭を擦って鋭敏な鈴口を弄り回す。肛門に挿入された触手は腸の奥深くを穿ち、何度も往復しながら粘膜を執拗に刺激した。

「んむっ!? んぐっ、むうぅっ!」

 やがて触手は結腸の入口にまで到達し、最奥をノックするように突き上げ始めた。今まで感じたことがない激しい快楽にススムは涙を流し続け、なす術もなく蹂躙される。

「おごっ!? んっ、んんっ! ううっ、ううううぅーっ!」

 とどめといわんばかりに結腸と喉奥を同時に突き上げられ、ススムは強制的に絶頂へと追いやられた。全身を激しく痙攣させながら射精をし、触手の中へと白濁を吐き出す。

「う……あぅ……」

 絶頂の余韻で惚けているうちに、体内の穴という穴を埋めていた触手がゆっくりと抜けていく。

 だが、まだ終わりではなかった。解放されたはずの尻穴に新たな触手が狙いを定めているのである。ススムがそれに気づいて身動ぎをしたときにはもう遅かった。

「いやっ、もうやめっ、あ゛あ゛あ゛あ゛っ!」

 今度は二本の触手が同時に突き込まれ、それぞれが別々の速度でピストン運動を開始した。更には別の触手が乳首や首筋、腋といった敏感な部分を一斉に刺激する。

「んぶうぅっ! お゛っ、お゛お゛っ!」

 大量の触手が次々とススムの内部に入り込んでくる。直腸と口腔を貫かれたまま何度も何度も絶頂を迎えさせられ、その度にススムは意識が飛びそうになるほどの衝撃に襲われた。

「はっ、はっ……ひぃっ……」

 全身の穴という穴を犯され、体の内外を問わず嬲られ尽くす――そんな凄惨な陵辱を受けながらも、ススムは確かに悦楽を感じていた。

 勃起したままの性器からは粘度のない体液がダラダラと溢れ出し、射精を伴わない絶頂を繰り返している。アルラウネはそれすらも啜り取り、触手の中へと取り込んでいく。

「お゛っ……お゛おっ……!」

 一番大きな触手の先端が膨れ上がった次の瞬間、灼熱の奔流がススムの体内へと注ぎ込まれた。それと同時に他の触手たちも一斉に噴射を始め、ススムの体中を粘液で汚していく。

「あっ……んぉっ……」

 粘っこい液体が腸内へと大量に流し込まれ、その感覚にススムはビクビクと身体を震わせながら悶絶した。やがて射精が終わると触手がズルリと引き抜かれ、栓を失った穴から泡立った液体がブビュッと吹き出す。

「はー……はー……」

 虚ろな瞳を宙に彷徨わせ荒い呼吸を繰り返すススムだったが、すぐに新たな触手の群れが迫ってくる。触手はススムの身体を持ち上げると、今度はアルラウネ本体の元へと引き寄せた。

(ダメだ……これ以上されたらおかしくなる……)

 人の形をした本体からは一際太い触手が生えていた。本体は大股開きにしたススムの身体を持ち上げ、無情にもその切っ先を菊座へと当てがう。

 これから何をされるか悟ったススムが「ひゅっ」と息を飲んだ瞬間、それは一気に奥深くへと突き込まれた。

「ひぎいいぃっ!」

 メリメリッという音と共に、狭い入口をこじ開けて触手がねじ込まれる。あまりの質量にススムは内臓を押し潰されるような感覚を覚えるが、そんなススムをよそに巨大な肉塊はさらに奥を目指して進んできた。

「あっ、あぁあぁあっ! うっ、ぐぅううっ!」

 腹の奥底まで抉られては突き上げられ、前立腺を叩き潰されながら結腸を殴りつけられる。その度に目の前で火花が散り、気が遠くなるような快感が押し寄せた。

「ひぎっ! やめっ、んぐぅっ!」

 触手が出入りするたびに粘膜同士が擦れ合い、新たな性感帯を開発されていく。直腸内の襞一枚一枚に至るまで丁寧に愛撫され、押し広げられていく感触にススムは泣きじゃくりながら悶え続けた。

「あうっ! やめっ、これ以上はっ……ふううぅっ!」

 どれだけ懇願しようとモンスターが聞き入れるわけもない。ススムの肛門はすっかりと拡張され、女性器のように変わり果てたそこは触手が出入りするたびにグポッグポッと淫猥な水音を立てていた。

(いやだ……こんなの……)

 異形の怪物によって陵辱され、肛虐されることに歓喜している――皇子として聖職者として清貧な生き方をしてきた自分が、こんな辱しめに逢うとは想像もしなかった。

 そんなススムの葛藤など知る由もなく、巨大な触手は最深部まで達するとそこで動きを止める。

「ひっ……!?」

 触手は体内で急激に膨らんだかと思うと、先端から硬い何かを吐き出した。それは卵だった。アルラウネはススムの腹を孵卵器にしようとしているのだ。

「や、いやだ……」

 腹の中に何かを排出される感触に青ざめるススムだったが、アルラウネは構わず卵を産みつけていく。

 ススムは文献で読んだことがあった。アルラウネは女性型の擬似餌を作り出して獲物を誘引する。そして、獲物となった男に卵を産み付けて繁殖するのだ。

 一つ、二つ、三つ――数え切れぬほどの卵を植え付けられ、ススムの腹は妊婦のようにぽっこりと膨れ上がってしまった。

「いやっ、やだっ! やだぁっ、兄さん助けてえっ!」

 やがてパンパンに張り詰めた腹の中で卵が孵化し、幼体たちが腸内で暴れ始めた。自身の体内でモンスターが蠢くのを感じ取り、ススムは恐慌状態に陥ってしまう。

「やっ……来るなっ、来るなあぁっ!」

 肉の牢獄から逃れ出ようと出口に向かって移動を始めた幼体達が、狭い内腔を力任せに押し広げながら進んでいく。

 自身の体内でモンスターが蠢く恐怖と嫌悪感にススムは堪らず悲鳴を上げ、触手に絡め取られたまま身悶えた。

「いやっ、やっ……! あああぁぁぁっ!」

 やがて括約筋が決壊し、大量の粘液と共に夥しい数の幼体たちが産み落とされた。粘液を纏った幼体が次々に生まれ落ち、ススムは半狂乱になって叫び続ける。

 しかしいくら喚こうと救いの手など差し伸べられるわけもなく、ススムは絶望の中で幼体の排泄を続けさせられたのだった。

「はっ、はっ……ひいっ……!?」

 大多数の幼体が排出されたのちに、一番大きな幼体が肛門から顔を覗かせた。産み付けられた卵よりもずっと太く長いそれが、今まさに直腸内から這い出ようとしている。

「ひっ……!」

 幼体が体を捻らせる度に肛門が捲れ上がり、内側から拡張されていく。骨盤の関節がミシミシと嫌な音を立て始め、身体が割けてしまうのではないかという恐怖にススムはがくがくと身を震わせた。

「……ひぎっ! ひいいいぃっ!」

 メリメリという音とともに体内から粘液が流れ出し、巨大な幼体が少しずつススムの体内から排出されていく。肛門は極限まで押し広げられ、限界を超えて引き伸ばされた皮膚は裂けて出血していた。

「いたいっ、いたいいぃっ!」

 泣き叫ぶススムだったが、モンスターが聞き入れてくれるわけもない。やがてゴリュッという異音を伴って最も太い部位が通過し、幼体がぼとりと地面に産み落とされた。

「あっ……あぁ……」

 腹の中の異物がなくなった安堵感と、疑似排泄による壮絶な快感でススムは放心状態となっていた。脱力した肛門は閉じきらず、赤く腫れ上がった肉の輪を晒している。

 そんな哀れなススムの姿も、モンスターにとってはさしたることではない。人間が羽虫を潰しても何も感じないように、アルラウネは再びススムを苗床として使い始める。

「……助けて……兄さん……」

 虚ろな瞳で兄の名を呼び続けるススムの顔には絶望の色が浮かんでいた。

 アルラウネはそんな悲壮な願いすら掻き消すように、ススムの口内へと触手をねじ込む。


 ***


 同時刻、マモルは弟の身を案じながら一人で塔を駆け降りていた。

(ススムを早く見つけないと……)

 ススムを置き去りにしてまでモンスターを深追いしたのは失敗だった。

 マモルは焦燥感を胸に秘めつつ階下を目指す。その道中で小型のゴブリンと遭遇し、マモルは軽く舌打ちをしながら剣を抜いた。

「邪魔だ! どけっ!」

 マモルは即座に剣を構えて近くにいたほうのゴブリンへと切り掛かる。初撃で腕を切り飛ばされたゴブリンが悲鳴を上げた隙に背後に回り込み、後頭部から脳天に向けて一閃を浴びせた。

「ふん、ボクの邪魔をするからだ」

 倒れ伏した巨体を足蹴にしてもう一匹のゴブリンへと躍り掛かる。

 仲間が殺されたことで怒り狂った二匹目のゴブリンが棍棒を振り上げてきたが、マモルは難なく受け止めると逆に相手の腕を斬り落として首を刎ねた。

 そのとき、マモルはこれまでにない大型のモンスターの気配を察した。恐らく、この階層で最も強いモンスターだろう。

「まさか……」

 もしススムがこのモンスターに襲われていたとしたら――マモルの頬に冷や汗が伝う。

 逸る気持ちを抑え、慎重に気配の方へと歩を進める。そして、曲がり角に身を隠すとそっと様子を窺った。

 そこにはやはり予想通りの光景が広がっていた。巨大な植物の姿をしたモンスター――アルラウネがそこにいる。そして、その触手には一人の少年が吊るされていたのだ。

「なっ……!?」

 マモルは思わず目を疑った。見覚えがあるどころではない、それは間違いなく弟のススムだった。

 触手によって宙吊りにされた四肢は力なく垂れ下がり、薄く開いた瞳からは涙が零れている。肛門に挿入された触手はぐにゃぐにゃとうねりながら抽挿を繰り返し、ススムの体内を出入りするたびにぐぽっと湿った音を立てていた。

「あっ……あぅ……」

 触手の動きに合わせてススムは力なく喘ぎ声を漏らしている。目は開けているが意識はほとんどないらしく、虚空を見つめながら時おりビクビクと体を痙攣させていた。

「……ススム!」

 マモルは反射的に駆け出し、アルラウネへと剣を振り下ろしていた。しかし、刃が触手に届く前に別の触手によって弾かれてしまう。

「くっ……!」

 マモルは素早く後退すると腰に手を伸ばし、腰に下げていた投擲用の短刀を抜いた。そして、すかさずそれを放つ。狙い過たず短刀はアルラウネの頭部に突き刺さり、モンスターは苦しげな咆哮を上げた。

「あうっ!?」

 ススムの目が見開き、脱力していた四肢がビクンと跳ね上がる。アルラウネに刺激を与えたことによって、ススムの体内に挿入された触手が反応したのだろう。

「ススム! いま助けるぞ!」

 マモルは素早く二本目の短刀を投擲し、さらに追撃の斬撃を放つ。しっかりと肉に食い込んだ刃を引き抜くと、アルラウネの表皮から緑色の粘液が吹き出した。

「グォオオオッ!」

 アルラウネは絶叫を上げながら蔦を鞭のように振るって辺りに衝撃波を撒き散らす。マモルは咄嵯に身を捩ってそれを避け、後方へと飛び退いて距離を取った。

 その隙にアルラウネは数本の触手をススムへと伸ばし、既に犯されていた後孔を拡張するように強引にねじ込む。更には筒状になった触手でススムの陰茎を包み込むと、精液を貪るように吸引し始めた。 

「あっ、ああぁっ!」

 ススムが悶えると同時に、アルラウネの傷が修復されていく。どうやら、アルラウネはススムから魔力を吸収して再生しているらしい。モンスターにとってススムの豊富な魔力は御馳走のようなものなのだ。

「あっ……! やっ、やあぁっ!」

 触手はススムの弱点を探るように内側でうねり、前立腺や腸壁などの敏感な場所を丹念に蹂躙していく。その度にススムは快感に浸り、悲鳴とも嬌声とも取れない声を上げ続けていた。

「あっ……に、さん……? あぅっ! ふうぅっ!」

 意識が覚醒したのか、マモルに気がついたススムが視線をそちらに向ける。

 アルラウネはススムの中にねじ込んだ触手を掻き混ぜるように動かし、腸の隅々までも蹂躙した。そのたびにススムの薄い腹が歪に膨らみ、喉の奥から押し出されるようにして苦悶の声が漏れる。

「やっ……兄さん、見ないで……お願いだから見ないで……」

 ススムの懇願も虚しく、アルラウネは更なる凌辱を始めた。性器に吸い付いていた触手の先端を針のように窄め、尿道口に狙いを定めてその先端をずぷりと沈めたのだ。

「ひっ、やっ、やだっ……! やめてぇっ!」

 針金のような触手が狭い穴を通って尿道を犯してゆく。隘路を拡張される恐怖からススムは身を捩って逃れようとするが、アルラウネは触手をぐりぐりと回転させて中を掻き回す。

 やがて膀胱の中にまで入り込んだ触手は、その内部を味見でもするかのようにぐるりと舐め回してから退いていった。その動きに合わせてススムはびくんと体を震わせ、拡張された尿道からぷしゃあっと透明な液体を吹き上げる。

「やっ……見ないで……見ないで兄さん……」

 両足を開いたまま固定され、強制的に失禁させられるという恥辱にススムは涙を零す。ススムの後孔はいまだ何本もの触手に犯されており、結合部からは腸液と粘液が混じったものが糸を引いて滴り落ちていた。

「ススム!」

 マモルは怒りで我を忘れ、剣を構えながら飛び出した。それに気付いたアルラウネが触手を伸ばしてきたが、マモルはそれを容易く切り捨てる。

「はぁっ!」

 マモルは空中で身を捻りながら一閃した。鋭い風切り音と共に鋼鉄の刃が振るわれ、幾重もの触手を切り刻む。切り離された触手の先端がぼたりと落ち、断面からは緑色の粘液が血液のように迸った。

「――そこだっ!」

 マモルは大きく剣を振りかぶったのちに渾身の一撃を放った。金属の刃が硬い表皮を切り裂き、触手の根本まで達する。

「ギシャアァッ!」

 甲高い悲鳴をあげたアルラウネの本体から黒い飛沫が噴き出す。最後の抵抗のように残った触手を大きく振り上げたそれは、断末魔の叫びを上げて地面へと崩れ落ちた。

「……よしっ」

 敵の絶命を確認したマモルはアルラウネの亡骸に近寄り、捕まっていたススムを救助する。

 ススムの身体は青臭い体液や粘液にまみれており、至る所が汚れていた。アルラウネの精液と幼体の体液、そして自ら分泌した腸液や尿が混ざり合ったそれは酷い臭いを放っている。

「に……さん……」

「遅くなってすまなかった。もう大丈夫だからな」

 ススムを抱き上げると彼は弱々しいながらも反応を見せ、焦点の合わない瞳をマモルへと向ける。

 ススムの後孔にはいまだ触手が入ったままになっていた。その光景にマモルは眉を潜めたのちに、それを掴んでゆっくりと抜き取る。

「ふっ、ああっ……」

 ススムの喉から艶めかしい吐息が漏れ、マモルは慌ててその光景から視線を逸らした。アルラウネの触手に穢された肛門は赤く充血しており、窄まりはまるで雄を誘う花弁のようにぱっくりと口を開いている。

「……早くここから離れよう。ボクが安全なところまで運んでやるから、お前は休んでいるんだ」

「うん……ありがとう」

 マモルは粘液まみれになっているススムの身体を拭き取り、夜営用の布でくるんで抱きかかえた。ススムはマモルの言葉に従い、彼の胸に身を委ねる。

 異形の怪物に蹂躙される弟の姿を見たとき、マモルの中には怒りと同時に別の衝動が湧き上がっていた。マモルはそれに気づきながらも、その衝動にあえて蓋をしたのだった。


 ***


 塔から脱出した二人は深い森の中を進んでいた。

 アルラウネとの戦いで負った傷と疲労からススムは立ち上がることも困難だったため、マモルが半ば担ぐようにして連れ歩いている。

「はぁ……はぁ……兄さん……ごめんなさい……僕が……もっとしっかりしていれば……」

 弱々しい声で謝罪を繰り返すススムを、マモルは厳しい表情で叱咤した。

「黙っていろ。お前のせいじゃないと言っているだろう。とにかく、まずは安全な場所へ避難して怪我の治療を……」

 その時だった。ガサガサと草むらを掻き分ける音がしたかと思うと、目の前に醜悪な小鬼――ゴブリンの群れが現れたのだ。

 数は七体ほどだろうか。いずれも緑色の肌をした小柄な体躯に粗末な腰蓑をつけており、手には棍棒や石斧を持っている。

「チッ……面倒な連中に見つかったな」

 マモルはススムを背後に庇いながら剣を抜き放つ。

 ゴブリンたちは知能こそ低いものの、獣のような嗅覚で獲物の力量を測ることができる。目の前のヒューマンの一人が疲弊していること、もう一人がそれを庇って満足に動けないことがわかるのだ。

 一体のゴブリンが奇声を上げながら棍棒を振り上げて襲いかかってきた。マモルはそれを冷静にいなして一撃で屠る。鮮血が噴き上がり、小鬼は断末魔の声を上げる間もなく絶命した。

 ほかのゴブリンが怯んだ隙に、マモルはススムの腕を掴んで茂みの奥へと逃げ込もうとする。だが、その背後に忍び寄る影があった。

「ぐっ……!?」

 突如として背中に鈍い衝撃を受け、マモルは膝をつく。いつの間にか別のゴブリンが木を利用して頭上から忍び寄り、マモルに棍棒を叩きつけていたのだ。

「兄さん!」

 悲鳴を上げるススムに反応して振り返るマモルだったが、それは既に遅かった。追い付いたゴブリンたちが一斉に飛びかかり、二人を取り押さえてしまったのだ。

「くそっ……離せ!」

 マモルは激しく抵抗し、一体のゴブリンを殴り飛ばす。しかし、アルラウネとの戦いで蓄積した疲労と負傷により思うように力が出せず、すぐに複数のゴブリンに組み敷かれてしまった。

「兄さん!  兄さんっ!」

 ススムが必死に呼びかけるも、マモルは乱暴に地面に押さえつけられる。ゴブリンたちは互いに意味ありげな唸り声を交わし合い、やがて興味深そうにススムへと視線を向けた。

 アルラウネの体液に濡れ、衣服も半ば破れているススムの姿は、ゴブリンたちの劣情を強く刺激したようだ。ゴブリンは異種であるヒューマンにも性的な興味を抱き、しばしば集団での暴行に走ることは冒険者たちの間では有名な話だった。

「あ……あ……」

 ゴブリンたちは本能的な恐怖に震えるススムの肩を掴んで地面に引き倒した。そして、その両足を左右から持ち上げるようにして固定してしまう。

「や、やめて……」

 力なく抵抗するススムを嘲笑うかのように、一体のゴブリンが彼の衣服を乱暴に引き裂いた。露わになった下半身を見て、ゴブリンたちは互いに何かを騒ぎ立てる。

「やめろ……ススムに触るな……!」

 マモルが怒りに満ちた声で叫ぶが、彼もまた複数のゴブリンに押さえつけられている状態で身動きが取れない。

 やがて、一体のゴブリンがススムの後孔に醜悪な生殖器をあてがった。ゴブリンの生殖器には細かなイボがびっしりと生えており、先端は楔状に尖っている。

 これが体内に入ったらどうなるのか――それは想像するだけでもおぞましいことだった。

「ひっ……!  いやっ……いやだっ……! やだぁっ! ――あああぁっ!」

 絶望的な状況にススムは暴れようとするが、複数のゴブリンに四肢を押さえつけられていてはどうにもならない。抵抗も虚しく蕾をこじ開けられ、メリメリと引き裂かれる痛みにススムは絶叫した。

「いっ……! あぐっ! あうぅっ!」

 乱暴に内臓を揺さぶられ、粘膜を削ぎ落とすような凶悪な突き上げにススムは為す術もなく翻弄される。内壁をゴリゴリと削られながら引きずり出されたかと思えば勢いよく叩きつけられ、その度に強烈な苦痛が全身を貫いた。

「ひぎっ!  あああっ! ひぎいいいっ!」

 まるで道具のように乱暴に扱われてススムは泣き叫ぶ。

 それを楽しそうに見ていた別の個体がススムの頭上に跨ると、髪を鷲掴みにして強引に口を開かせ自らの生殖器を突っ込んだ。

「んぶぅっ!?  んぐぅぅっ!」

 唐喉を塞がれて苦しむススムに対し、ゴブリンは構うことなく腰を打ち付け始める。洗浄などしないであろう不潔な生殖器は黄ばんだ垢に覆われており、その悪臭とおぞましさにススムは嘔吐感を催した。

「やめろ……ススムを離せ……!」

 マモルが必死に叫ぶも、その声はゴブリンたちの哄笑に掻き消される。ススムの潤沢な魔力はモンスターにとっては御馳走であり、攻撃手段を持たない彼の肉体は格好の餌食だった。

「んぶっ!  んんっ!  んーっ!」

 ゴブリンは達は自分勝手に腰を前後させながら、ススムの直腸と喉奥を犯して欲望をぶつけていく。ススムは哀願するように涙を流すが、ゴブリンたちは下卑た笑みを浮かべながら行為を続行するだけだった。

「んぶぅぅぅっ!」

 やがてゴブリンはススムの頭を両手で強く押さえつけながら射精し、生臭い体液をドプッドプッとススムの喉に注ぎ込む。同時にススムの肛門を犯していたゴブリンが低く唸り声を上げ、体内へと大量の粘液を注ぎ込んだ。

「あ……ああっ……」

 腸内を焼かれるような熱さにススムは小さく痙攣し、悲鳴とも喘ぎともつかない声を漏らす。やがてゴブリン達がススムから退くと、ぽっかりと開いたままの後孔から白濁した粘液が溢れ出した。

「ススムっ!」

 マモルは血相を変えて叫んだが、依然として拘束されたまま身動きできないでいる。

 そんな彼の前でゴブリンたちはなおもススムへの凌辱を続けようとしていた。

「待て!  ボクが……ボクが代わりになる!  ススムはもう……やめろ!」

「兄さん……だめ……」

 兄弟の悲痛な叫びもゴブリン達には雑音でしかない。

 ススムを犯していた個体が彼から離れると、今度は別の個体がススムの身体を抱え上げた。そして仰向けに寝かせた状態で足を折り曲げさせ、体重をかけて楔状の陰茎を埋め込んでゆく。

「うあ゛あ゛っ!」

 裂けそうなほどに拡げられた結合部から鮮血が滲み、ススムの顔が痛みと苦しみに歪む。ぶじゅ、ぶじゅっ、と破裂するような音を立てながら抽送が繰り返され、そのたびにススムの口からは悲痛な声が漏れた。

「ひぐっ!  あぐぅぅっ!」

 楔状の陰茎を腸壁に引っ掛けられながら引き摺り出され、また押し込まれてはゴリゴリと内臓を蹂躙される。その痛みにススムは涙を流しながら藻掻くが、非力な抵抗は何の意味も成さなかった。


 数十分後――

「あ……ぅ……」

 ゴブリン達に執拗に輪姦され、地面に横たわるススムの姿は凄惨なものだった。

 全身はゴブリンの体液にまみれ、腹は臨月の妊婦のように膨れ上がっている。尻の穴は完全に緩みきっており、中に出された精液が逆流して溢れていた。

 だが、ゴブリン達の遊びはまだ終わってはいなかった。ゴブリンの一匹が拳を振り上げ、ススムの膨らんだ腹を思い切り殴りつけたのだ。

「――ぐうぅっ!?」

 腹部に走った激痛にススムは目を見開き苦悶の表情を浮かべる。しかし、ゴブリンは容赦なく打撃を繰り返した。

「やめ……ぐふっ……うぇっ……!」

 ススムは殴られるに小さく痙攣し、胃液と精液が混ざった液体を吐き出す。拡張された穴からは精液が逆流し、ブビュッという下品な音と共に吹き出した。

 ゴブリン達はススムを眺めながらゲラゲラと嗤っている。

 彼らにとってこれは楽しい遊びなのだ。ヒューマンの子供が虫の手足をちぎって遊ぶように、彼らはススムという玩具を壊して楽しんでいる。

「あ……あっ……あぁ……」

 やがてゴブリン達は満足したのか、ススムをなぶっていた個体が彼から離れていく。

 ススムの全身には打撲痕や噛み跡が無数についており、乱暴に弄られた性器や乳首は赤く腫れ上がっている。幾度となく蹂躙された腸管はズタズタに裂かれ、口と肛門からは精液が泡立って流れ出ていた。

「ススム……!」

 ようやく拘束が解かれたマモルはすぐさま弟のもとへと駆け寄り、自身の胸に抱きかかえた。

「あ……に……さ……」

「喋るな。無理に動こうとするんじゃない」

 マモルはススムを片腕で支えると、空いた手で周囲のゴブリンを睨みつける。その眼光にゴブリン達は怯えたように後退りしたが、それでも完全に去っていくことはなかった。

 解放されたとはいえ、多勢に無勢である。疲弊したススムを連れてどうやってこの場を切り抜けるか――マモルがそう思案していた矢先のことだった。

 凄まじい破砕音と共に地面が割れ、炎の刃に木々が薙ぎ払われる。一瞬にしてゴブリンたちは炎の渦に飲み込まれていき、数秒後には物言わぬ肉塊と化していた。

「ふん、下等生物め。また集団で人を襲っていたのか」

「……アラカロスか!」

 やがて炎が消え、その向こうに現れたのは銀髪の少年だった。マモルやススムとも顔見知りのその魔法使いは、ほかでもないアラカロスである。

「……ん? 誰かと思えば、いつかの兄弟か。久しぶりだな。こんなところで何をしている?」

「話せば長くなる。それよりススムの手当てをしたい。近くに僧侶はいないか?」

 マモルが訊ねるとアラカロスは「ふむ」と呟きながらススムに視線を向けた。

 ススムは全身が土埃に塗れており、服はボロボロに千切れている。股間からは血が滲み出していており、意識は朦朧としているようだった。

「馬車に従者を待機させている。そこに弟を連れていくがいい」

「助かる。礼はまた後ほどしよう。まずはススムの治療が先決だ。ススム……もう大丈夫だからな」

 マモルはススムを抱えてアラカロスが案内した馬車へと向かう。

 いつしかの縁がこんな形で役立つとは思わなかったが、兎にも角にもアラカロスに遭遇できたことは不幸中の幸いと言えるだろう。

 マモルはススムを励ましながら馬車へと乗り込む。アラカロスはまだ用事があるのか、自身が馬車に乗ることはなく別方向へと消えていった。

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